季節別季節感表現例文

  • 頭語に続けて、「季節のあいさつ」を書く、これは日本独特の文書表現です。
  • ・季節の表現は。○○の候などの「漢語表現」と
  • ・文章として表現する「季節感表現」の二通り
  • ○二つを混ぜて使用すると文章自体が変になりますので、どちらかに統一しましょう。

季節別季節感表現例文一覧

1月

今年の寒さはまた格別ですが
ことのほか厳しいお寒さ
一方ならぬ寒さの折柄
寒気ことのほか厳しゅうございますが
例年にない寒さでございますが
寒さひとしお身にしむ折から

7月

暑さ厳しき折から
暑気厳しい折柄
暑さ日ごとに加わるこの頃
近年にない暑さの折柄
梅雨明けのこの暑さでございますが


2月

余寒なお 厳しい今日この頃
まだ寒さが去りませんが
残寒厳しい折から
余寒厳しい折柄
余寒ことのほか厳しい現下
余寒とはいえ厳しい寒さがまだ続いておりますが

8月

残暑なお厳しく
残暑いかにも厳しゅうございますが
初秋らしさの感じられるこの頃
夕焼けの美しい季節になりました
さすがに暑さも盛りをすぎたようですが


3月

春まだ浅井この頃
春暖ようやく相催しました今日この頃
ようやく春めいてまいりました
寒さようやくしのぎやすくなりました昨今
日増しに暖かくなってまいりました
水緩む季節になりました
春色和やかな今日今日この頃

9月

めっきり秋めいてきました
朝夕はめっきり涼しくなりましたが
新涼もよおす折柄
暑さも衰え始めた今日この頃
秋気ようやく深く感じられるこの頃


4月

若草もえる季節
すっかり春になりました
春もたけなわの折柄
花の4月となりました
春色ようやくかけなわになりました
春たけなわ今日この頃

10月

日に日に秋が深まって参りますが
日々さわやかな季節
秋色いよいよ濃くなってまいりました
行楽の秋となりました
紅葉の季節となりました


5月

新緑の折から
八十八夜も過ぎて
風清らかな初夏の候
葉桜の頃となりました
風薫る好季節
若草のころとなりました

11月

すっかり肌寒い今日この頃
日増しに寒くなってまいりましたが
木々が葉を落としはじめ秋が深まってきましたが
朝ごと冷気の加わる今日この頃
霜降る月となりました


6月

木々の緑もいよいよ濃くなり
向暑の折から
緑が鮮やかに映える今日この頃
梅雨空のうっとうしい季節になりました
ようやく梅雨も晴れたようですが
さわやかな初夏の候となりました

12月

今年もいよいよ押しつまりました
せわしい師走となりました
歳末多用の折柄
迎春のお支度にご多忙のことと存じます
木枯らしの吹きすさぶこの頃