point
使用貸借契約は、無償であること、目的物の返還を約定すること
貸主から目的物を受け取る(使用できる状態)とすることで成立する契約です。
特徴としては原則として借主が死亡した場合、使用貸借は終了する他、瑕疵担保責任を負わない、借地借家法の適用外等、賃貸との相違点があります。
フル総合法務行政書士事務所提供
各契約の内容について、簡易分の契約書サンプルを紹介しています。
事後のトラブルの予防を可能な限り行うためには、書面への記載事項を考えながら、それぞれの契約内容に適した書面を作成したほうが良いでしょう。
契約の対象となる目的物や期限、契約解除となる場合の事由
・・・などの契約上の主要事項を取り決めること
そして、当事者が分かりやすい様に作成しておくのがポイントです!
期日や契約期間、契約終了時の取り扱い、費用の負担先など当事者間で個別に決める場合には特に記載しておくべき内容です。
※土地を無償で借り、使用収益後返還する点が使用貸借の内容です。通常の対価を支払っての賃貸借との相違に注意してください。
契約書サンプルの使用は、内容を十分ご理解の上、利用者様の責任においてご使用下さい。
当事務所では一切の責任を負いかねますので予めご了承お願い致します。
土地使用貸借契約書
貸主(以下甲) と
借主(以下乙) との間に、次の通り、土地使用貸借契約を締結した
第1条 (目的物件)
甲はその所有する次に表示の土地を乙無償で貸し渡し、乙はこれを借り受けた。
記
所在 :
地目 :
構造 :
地積 : . ㎡ のうち、別紙図面の記載の部分
第2条 (期間)
期間は、平成 年 月 日から平成 年 月 日までの 年間とする。
第3条 (使用目的)
借主は、本件の土地を の目的としてのみ使用する。
第4条 (禁止事項)
乙は次の行為をしてはならない。
1. 本件土地に工作物を設けるなど現状を変更すること
2. 本契約上の自己の権利の譲渡若しくは転貸またはこれらに準ずる行為をすること
3. 使用目的を変更すること
第5条 (契約解除)
乙が本契約に違反した場合、甲は催告をしないで直ちに本契約を解除することができるものとする。
第6条(解約)
甲は、期間満了前であっても、乙に対し、予め一ヶ月前に通知して、本契約を解除することができる。
第7条 (その他特約事項)
甲は建物に関する公租公課を負担し、乙は電気、水道、ガス等の使用料を負担します。
第8条 (合意管轄)
本契約に関する紛争に付いては、甲の居住地の裁判所を第一審の管轄裁判所とする。
以上の通り契約が成立したので、本契約書2通を作成し、各自押印の上各1通を所持します。
平成 年 月 日
甲)貸主
住所
氏名 印
乙)借主
住所
氏名 印
----sample/sample/sample----
使用貸借契約は、無償であること、目的物の返還を約定すること
貸主から目的物を受け取る(使用できる状態)とすることで成立する契約です。
特徴としては原則として借主が死亡した場合、使用貸借は終了する他、瑕疵担保責任を負わない、借地借家法の適用外等、賃貸との相違点があります。