契約解除合意書サンプル(簡易)


各契約の内容について、簡易分の書式サンプルを紹介しています。
先行した別途の契約について、当事者の合意によって終了させる場合、合意書・覚書などの書類を作成しておくことで契約内容等が分かりやすくなります。

契約終了時点で、何らかの債権債務がある場合、それらについてはどのように対応するのか?また、契約終了時点でお互いになんらの権利義務がない場合などにはその旨を記載しておけば 事後の紛争の予防にもつながるはずです。

契約書サンプルの使用は、内容を十分ご理解の上、利用者様の責任においてご使用下さい。
当事務所では一切の責任を負いかねますので予めご了承お願い致します。

契約解除合意書/見本


契約解除合意書

          (以下「甲」という)と
            (以下「乙」という)は平成  年  月  日付締結の業務委託契約(以下「原契約」という。)について、以下のとおり合意した。
第1条
甲及び乙は、原契約の定めにかかわらず、原契約を本日付けにて合意解除するものとする。
第2条
乙は、本合意による契約解除に伴い、甲に帰属する各書類、データ類等を直ちに返還し、原契約につき残存する事項、その他の伝達事項を、 甲又は甲の指定の者に対し内容を引継ぐものとする。
第3条
原契約に定める業務委託料について残存するものがある場合は、  年  月  日迄に清算を行い支払うものとする。
第4条
甲及び乙は、本合意による契約解除によって、原契約に定めた損害賠償義務、秘密保持事項等が免除されるものではなく、原契約の定めに従うものであることを確認する。
以上のとおり、合意が成立したのでこれを証するため、本契約書2通を作成し、各自、署名押印又は記名押印の上各1通を所持する。
平成  年  月  日
甲)
     住所
氏名             印
乙)
     住所
氏名              印
----sample/sample/sample----

point

簡易的なサンプルです。契約解除合意書を作成するケースとして
通常では先行契約で約定された解除事由や、一方からの契約解除についての事項が記載されていますが、この場合それらの事由に該当したり 契約終了の意思表示をすることで対応することができますがそれ以外の内容でかつ当事者双方の合意がる場合このような合意書が作成されます。
合意がある前提ですのでトラブルの可能性は少ないですが、契約関係を明確にする意味でも書面で作成したほうが良いでしょう。


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