遺産分割協議書サンプル(簡易)
各契約の内容について、簡易分の契約書サンプルを紹介しています。
遺産分割協議書は、例えば共同相続人a.b,cの3名がおり、うちaは不動産の全部を、bcが銀行預金を半分ずつ相続するという話し合いが整った場合などに作成します。
遺産分割協議書は、相続登記であったり、金融機関での提出書類の一つとなっています。通常の場合には、「遺産分割協議書+相続人の印鑑証明+相続人であることの証明書類(戸籍謄本等)」が一つのセットとなります。
契約書サンプルの使用は、内容を十分ご理解の上、利用者様の責任においてご使用下さい。
当事務所では一切の責任を負いかねますので予めご了承お願い致します。
遺産分割協議書/見本
遺産分割協議書
大阪市 町○丁目○番○号 △△ ◇◇(被相続人名)が、 年 月 日死亡して開始した相続について、
相続人 a ,b及びcは本協議以外に相続人が存じないこと並びに遺言書のないことを確認のうえ、相続財産中、後記の財産について、
遺産分割することにつき協議し、次のとおり分割することを協議した。
記
1.当事者は後記の不動産が被相続人 △△ ◇◇ の遺産であることを確認する。
1.後記の不動産(土地及び建物)を、共同相続人aが相続する。
「土地の表示」
地番:
地目:宅地
地積: . 平方メートル
「建物の表示」
所在:
家屋番号: 番
種類:
構造:木造瓦葺2階建
床面積:1階 . 平方メートル 2階 . 平方メートル
1.共同相続人b及びcは2分1ずつの割合にて後記の預金債権を相続する。
「預金債権の表示」
株式会社 銀行 支店の 普通預金 口座番号********のすべて
定期預金 口座番号*******のすべて
以上のとおり、遺産分割協議が成立したので、これを証するため本協議書を3通作成し、相続人全員が各署名・押印の上、各一通を所持する。
平成 年 月 日
【被相続人△△ ◇◇】
【相続人】
(住所)
(氏名) ㊞
【相続人】
(住所)
(氏名) ㊞
【相続人】
(住所)
(氏名) ㊞
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point
簡易的なサンプルです。遺産分割協議書に不動産に関する事項が入っていても、第1号の1文書(不動産の譲渡に関する契約書)に該当せず印紙不要。
遺産分割協議書に記載のない遺産が判明した場合、その遺産内容によって対応は変わるかと思われますが、新たな遺産についての協議又は全体の遺産について再協議も考えられます。
但し、現実的に考えると再協議等は煩雑となっていまう可能性がありますので、当該サンプルに、「本協議書以外に被相続人の遺産が判明した場合そのその遺産のすべてはaが相続する。」等
で対処しているケースもあります。遺産は正と負の財産となるため、全体を調査の上慎重に取り決めないといけません。
財産内容が複雑な場合や高額な場合には、弁護士・税理士等に相談の上対応することをお勧めします。