契約変更合意書サンプル(簡易)


各契約の内容について、簡易分の書式サンプルを紹介しています。
先行した別途の契約について、当事者の合意によって、一部内容を変更させる場合、合意書・覚書などの書類を作成しておくことで契約内容等が分かりやすくなります。

当該サンプルでは、金銭消費貸借(金銭の貸し借り)についての支払額や最終支払期限の変更についてのものとなります。
変更合意以外に、別途改めて債務弁済承認契約等で対応も可能です。
注意が必要なのは、これらの書類によって、通常であれば変更によってさらに「期限の利益」の猶予を付与するものとなりますので、債権者側としては その旨を理解したうえで作成するべきです。

契約書サンプルの使用は、内容を十分ご理解の上、利用者様の責任においてご使用下さい。
当事務所では一切の責任を負いかねますので予めご了承お願い致します。

契約変更合意書/見本


契約変更合意書

          (以下「甲」という)と
            (以下「乙」という)は平成  年  月  日付締結の金銭消費貸借契約(以下「原契約」という。)について、以下のとおり合意した。
第1条
甲及び乙は、原契約に基づく残債務元金が金  ,   ,  円あることを確認する。
第2条
原契約 第  条で定める内容を以下の通り変更する。     第  条 乙は甲に対し、  年  月から  年  月まで毎月末日限り金   ,   円を、  年  月  日限り金 ,  ,円を支払う。

※上記は分割弁済を変更する場合のもの、一定期間後に一括弁済する旨の契約の場合には、その最終期限につき変更する取扱いです。
以上のとおり、合意が成立したのでこれを証するため、本契約書2通を作成し、各自、署名押印又は記名押印の上各1通を所持する。
平成  年  月  日
甲)
     住所
氏名             印
乙)
     住所
氏名              印
----sample/sample/sample----

point

簡易的なサンプルです。契約変更合意書について
変更事項(金銭貸借例)としては、分割弁済額、金利等です。
これらの変更にはいろいろな経緯があるとは思いますが、金銭貸借では通常、懈怠事由(例えば2回以上支払いを怠った場合には一括請求など)がありますが その状況(債務不履行状態)より上記のような簡易的な書面を交わしてしまうと、新たに猶予「期限の利益」を定めたという解釈にもなりがちですので注意がいります。


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