代理店契約書サンプル


各契約の内容について、簡易分の契約書サンプルを紹介しています。
事後のトラブルの予防を可能な限り行うためには、書面への記載事項を考えながら、それぞれの契約内容に適した書面を作成したほうが良いでしょう。

契約の対象となる業務内容や取扱い範囲、契約解除となる場合の事由
・・・などの契約上の主要事項を取り決めること
そして、当事者が分かりやすい様に作成しておくのがポイントです!
その他、費用の負担先や禁止事項など当事者間で個別に決める場合には特に記載しておくべき内容です。

契約書サンプルの使用は、内容を十分ご理解の上、利用者様の責任においてご使用下さい。
当事務所では一切の責任を負いかねますので予めご了承お願い致します。

代理店契約書/見本


代理店契約書

(委託者)      (以下「甲」と言う)、
(受託者)      (以下「乙」と言う)として、代理店契約を以下のとおり締結した。
第1条 (目的)
 甲は乙に対し、○○(商品名)の代理店として、甲商品を継続的に販売するものとする。
第2条 (業務)
 乙は、甲商品の拡販に努め、特約小売店に販売を行うものとする。
第3条 (報告)
 甲の請求があった場合、乙は速やかに、商品の在庫状況、月間売上高、代金回収状況等、甲の指定する項目につき報告を行う義務を負うものとする。
第4条 (代理店資格の喪失)
 甲は乙が以下に記載する条件を満たさなかった場合、甲の商品販売の代理店資格を喪失させることができるものとする。
 ・年間販売額 金      円
第5条 (保証金)
 乙は、本契約による債務及び損害賠償の保証として、金50万円を甲に預託するものとする。
 2 前項のの保証金には、利息を付さず、本契約終了後、乙の甲に対する債務を控除した残額を返還する。
第6条 (類似商品等の販売禁止)
 乙は甲の商品と同種又は類似するものの販売を行わないものとします。
第7条 (契約解除)
 乙において、次の各号の一に該当したときは、甲は何ら催告なくして本契約を解除することができる。
 1.他の債務につき、保全処分、強制執行、破産の申し立て等がなされたとき
 2.公租公課の滞納処分を受けたとき
 3. 本契約に記載する年間販売額を下回った場合
 4.その他本契約に違反したとき
第8条 (有効期限)
 本契約の有効期限は、契約締結の日より1年間とし、期間満了の2ヶ月前までに甲または乙から更新拒絶の申出がなされない場合には自動的に同期間更新するものとする。
2 前項の申出は書面によって行う。
第10条 (合意管轄)
本契約に関する紛争に付いては、甲の所在地の裁判所を第一審の管轄裁判所とする。
以上の通り代理店契約が成立したので、本契約書2通を作成し、各自押印の上各1通を所持する。
平成  年  月  日
甲)
     住所
商号
代表取締役             印
乙)特約店
     住所
商号
代表取締役              印
----sample/sample/sample----

point

簡易的なサンプルです。代理店契約は、内容が継続取引取引の基本契約に該当する場合、課税文書となります。
代理店の他に特約店というものもありますが、意味合いは近いと思われます。
・販売店としての立場
・卸売としての立場
・・・等で使い分け又は、双方をミックスした内容を盛り込んで作成し対応します。


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